池田辰男作　白二鋼 尺1 先丸柳刃 水本焼 池田刃物製作所の3代目であり刀工として日本刀の製作も行われており、こちらの包丁も日本刀で見られるような美しい直刃模様の刃文が見受けられます。 今までも池田辰男氏の包丁を使用しておりましたが 硬く焼きが入っており鋭い切れ味でありながら非常に粘りがあり刃持ちもとても良いという印象でした。 長期保存品ですが錆は一切無く多少のスレが見られる程度の美品となっております。 堺刃物伝統工芸士会の現会長である池田美和様の実兄で 池田辰男は刀匠銘として正行を使用しており 池田辰男と堺正行は同一作家となります。 池田刃物製作所 三代目当主 池田辰男 昭和２９年　鍛冶の道に入る 昭和４５年　文化庁より作刀承認を得る 昭和５０年　父の引退に伴い、３代目を継承 昭和６０年　通商産業大臣より伝統工芸士の認定を受ける 平成　５年　紋鍛錬技法の開発により科学技術庁長官賞受賞 平成２１年　天皇陛下より瑞宝単光章を叙勲 60年以上に渡り刃物製作に携わる。